六本木ヒルズプログラム

六本木ヒルズ内の各所に、国内外様々なアーティストによる一夜限りの作品が登場します。大型のインスタレーション作品や、映像を駆使した近未来的な作品など、多彩なインスタレーションにより非日常空間を演出します。発見と驚きの一夜を体験してください。

※掲載されている図版はすべて参考図版です。


»六本木ヒルズオフィシャルサイトへ



タムラサトル
《小山マシーン》 2010年
Photo: Hideyuki Mouri

タムラサトル 《六本木マシーン》

歯車の回転によって描かれるチェーンの軌跡が、それぞれ「六」「本」「木」という文字を書いています。マシーンの凄みとは対照的な、チェーンの地味な動きが笑いを誘います。

■場所:ノースタワー 特設スペース

タムラサトル 《スピンクロコダイル・ガーデン》

無目的に回転する色鮮やかなワニたち。見るものには「なぜワニが?」と疑問が湧きあがります。親しみのあるモチーフをダイナミックに提示し、力強さをおかしみへと巧みに方向転換します。

■場所:ノースタワー前 芝生広場

タムラサトル
1972年栃木県生まれ。工業製品や動物の形態を素材に、それらが本来持つであろう意味や目的から自由になった作品を制作。


久野ギル
《The Antmaster》

久野ギル 《The Antmaster》

生きたアリの映像が、過去のカルマ(ごう)を消したいと願う祈りの文字が無数に書かれた黒いパターンのうえに投影されています。聞こえてくるのは、アリの動きなどを捕えた「ナノ・サウンド」。黒い壁面は、数分おきに照らされ、銘文を浮かび上がらせています。前世のカルマを消して、真の自身を知ろうと懸命に働く姿をアリに託し、東洋思想と人生を考えるビデオ・インスタレーションです。

■場所:森タワー 2F 総合インフォメーション付近

久野ギル
ロサンゼルスと日本を拠点とし、インスタレーション、パフォーマンス、陶器などジャンルを問わない表現手段で国際的に活動。文化庁メディア芸術祭、アルス・エレクトロニカ他、受賞歴多数。


ホアン・スー・チエ
《オーガニック・コンセプト》2006年
Photo:HUANG Shih Chien

ホアン・スー・チエ 《オーガニック・コンセプト》

六本木ヒルズに出現した大蛇のような物体。むくむくと膨れ上がってうごめく姿は、どこかユーモラスで親しみを感じさせます。この作品は、大きなビニールのシートをつなぎあわせ、中に空気を吹き込むことによってできています。人工的な素材が、作家の手によってあたかも有機的な生物のような存在に生まれ変わりました。

■場所:ウェストウォーク 2F

ホアン・スー・チエ
1975年台北生まれ、ニューヨーク在住。身の回りにある人工的な素材を用いて、生命感あふれる作品を制作し、物と人、環境との新たな関係性を提示する。


池田光宏
《by the Window "旧赤坂小学校バージョン"》 2008年
旧赤坂小学校(東京)
赤坂アートフラワー
Photo: Ken Kato

池田光宏
《by the Window "六本木アートナイト2012バージョン"》

お店の窓に映る人影。まるで本当に人がいるかのような臨場感をもって浮かび上がります。そこで繰り広げられる幻想的な影絵のドラマを見ていると、まるで他人の家をのぞいているような不思議な感覚をおぼえるでしょう。見慣れた街の風景に、いつもとは異なる表情が加わります。

■日時:2012年3月24日(土)18:00頃~翌朝5:30頃
■場所:六本木けやき坂通り ル ショコラ ドゥ アッシュ/BoConcept

池田光宏
1969年横浜生まれ。東京在住。東京藝術大学大学院修了。既存の建物の窓に動く人影を投影する代表作の《by the Window》シリーズは、国内外で展開されている。

津村耕佑 ディレクション
武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 津村ゼミ3年生
伊藤愛利、前田桂都、渡邉伸光、森田康介、伊藤千賀、坂本拓馬、清水くるみ、水野信智、ジャン・ジュウォン
亀井佑二(武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 助手)
スペシャルゲスト:ヴィヴィアン佐藤
《AIR CUSHION SHOW》

Cushion、Protection、Communicationをテーマに、エアクッションで制作したウェアを着て六本木ヒルズの敷地内に出没します。見つけたらぜひ声をかけてみてください。出会った方には透明のFINAL HOMEコートにつめこんだFINAL HOME heart tissueをプレゼントします。多くの人に出会い、コミュニケーションを交わすほどコートの中身は少なくなっていきます。お楽しみに!(配布予定数がなくなり次第終了)。

■日時:2012年3月24日(土)随時
■場所:六本木ヒルズ各所を回遊
■協力:FINAL HOME、川上産業株式会社(プチプチ文化研究所)、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科研究室

津村耕佑
1959年、埼玉生まれ。FINAL HOMEディレクター、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授。他分野にも影響を与えるような、ファッションの普遍的な美や機能の再発見、応用に取り組む。


杉浦久子+suginoco(昭和女子大学)
《海月(くらげ)Re ▶ birth Ⅱ》 2011年
昭和女子大学

杉浦久子+suginoco(昭和女子大学)
《海月(くらげ)Re ▶ birth Ⅲ》

ふわりと漂う大きな海月(くらげ)。足には廃材のビデオテープが使用されています。メディアの記憶を身にまとった海月は、見るものを誘い、私たちの記憶をも引き出すように見えます。置かれている場の温度、湿度、人の動きに反応しながら浮遊するその姿は、どこかユーモラスで幻想的です。廃材を使ったRe ▶ birthプロジェクトの第3弾が、横浜、三軒茶屋を経て、六本木の天空に出現します。

■場所:東京シティビュー内 スカイテラス2(要展望台入館料)

杉浦久子
1958年、東京生まれ。昭和女子大学環境デザイン学科教授。場所に寄り添うことによってできる空間作りに取り組む。既存空間を再発見し、新たな場を作り出す活動(サイトリノベーション)を展開中。


泉 太郎
《スラングとしての魚の骨TRUST》 2010年
Media City Seoul 2010

泉 太郎 《糸ミミズのためのスケートリンク》

着ぐるみの熊がゲームプレイヤーのごとく迷路を攻略するために、あなたの指示で動き回ります。人ごみをさまよう熊と、モニターの中の迷路を歩く熊。ひとつの行為の中に存在する二面性が、ユーモラスに浮かびあがってきます。

■日時:2012年3月24日(土)10:00~3月25日(日)18:00
■場所:ウェストウォーク 2F 植栽付近

泉 太郎
1976年奈良生まれ。東京在住。多摩美術大学大学院美術研究科修了。映像を用いてユーモアあふれる独特の世界を表現する。


《syringe(IDNo.1M.A05/10/1981)》 2009年
Photo: Kozaburo Sakamoto

青木美歌 《syringe(IDNo.3 Y.S.)》、《fluctuation of life<Rr>》

粘菌やバクテリア、ウィルスをモチーフに「見えない生命の力」を繊細なガラスで表現する青木の新作。自由に伸び、緩やかにうねるユニークな造形で、生命の力を繊細かつ滑らかに表現します。

《syringe(IDNo.3 Y.S.)》
■場所:ウェストウォーク(ポンテヴェキオ)

《fluctuation of life<Rr>》
■場所:ウェストウォーク(サマンサタバサニューヨーク)

青木美歌
1981年北海道生まれ。有機的な表情をもつガラスのインスタレーション作品を制作。第11回岡本太郎現代美術展入選。2010年SICF11でグランプリ受賞。


志村信裕
《赤い靴》 2009年
黄金町バザール2009

志村信裕
《赤い靴》、《jewel》 ほか

路地裏や店の庇、川面などに映像を投影し、場所のもつ隠れた魅力を引き出す志村信裕。六本木ヒルズの玄関ともいえる66プラザに、赤い靴や色とりどりのボタンが出現します。

■日時:2012年3月24日(土)18:00~翌朝5:30頃
■場所:メトロハット前66プラザ
■協力:YUKA TSURUNO

志村信裕
1982年東京都生まれ。近年「黄金町バザール」や「あいちトリエンナーレ」などで屋外展示を展開。街の性格を注意深く観察し、その新たな魅力を引き出すような映像作品を発表する。今回は、六本木ヒルズの66プラザを舞台に、訪れる人とインタラクティブに関わる映像作品を制作予定。


《浮遊する楽器》2011年

チームラボ×高橋英明
《浮遊する楽器》

チームラボと音楽家の高橋英明によるコラボレーション作品。さまざまな色の光を放ち浮遊するボール。観客がそのひとつに触れた瞬間、すべてのボールが同期し、触れた色に変わります。光と同時に残響をともなった音も放たれます。

■日時:2012年3月24日(土)18:00~翌朝5:30頃
■場所:毛利庭園

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HIBIKI ART NIGHT CAFE

六本木アートナイトの期間限定で、ヒルズカフェがよりアーティスティックでモダンな空間を演出。アートとウイスキーの極上のハーモニーをお楽しみください。24日(土)には、2011サントリー ザ・カクテルアワード受賞者の池上雅子(銀座Bar Shake)によるカクテルパフォーマンスや受賞カクテルのテイスティング、ジャズの生演奏が行われます。

■日時:3月20日(火・祝)〜3月25日(日) 11:00〜23:00
※24日(土)は11:00〜翌朝6:00
■場所:ヒルズカフェ/スペース:森タワー2階


●六本木ヒルズの駐車券はここでスタンプを
コアタイムの間は、六本木ヒルズの駐車場の料金が無料になります!このガイドブックと駐車券を必ずご持参いただき、HIBIKI ART NIGHT CAFEへ。
(→詳細はガイドブックP39)

●HUNT the Strangerで暗号を解読したらここへ
ウォーキングアクターからの暗号を全て解読したら、ART NIGHT CAFEへ。オリジナルステッカーをプレゼント。
(→詳細はガイドブックP10)

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響アートラウンジ


一夜限りで幻想的な「響アートラウンジ」が大屋根プラザに出現!フラワーアーティストMASSAのプロデュースによる日本と西洋の美が融合したアートな空間で、サントリーウイスキー響の華やかな香りと味をお楽しみください。六本木アートナイトだけの特別価格でご提供いたします。
■日時:3月24日(土)16:00〜翌朝5:38
■場所:大屋根プラザ

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Art for Life トークイベント3.24

森美術館館長の南條史生等が呼びかけ立ち上がった、アートによる被災者支援や復興支援の活動を紹介、情報や意見交換ができるウェブサイト Art for Life。このトークでは、Art for Lifeの参加者たちの1年間の取り組みから、今後の社会の再構築の可能性までを、語り合います。

■日時:3月24日(土)22:00〜0:30
■場所:TSUTAYA TOKYO ROPPONGI

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J-WAVE × Roppongi Hills present ART BEAT NIGHT


≒草間彌生〜わたし大好き〜(DVD)

【第1部】アートドキュメンタリー映画に浸る
草間彌生と現代美術家・会田誠のドキュメンタリー映画を上映。プレミアスクリーンで1作品1,000円で鑑賞できます。!(各回入替え制)
協力:ビー・ビー・ビー株式会社

3月24日(土)のカーテンコールの作品の上映時間
20:15〜 「≒草間彌生〜わたし大好き〜」
22:15〜 「≒会田誠〜無気力大陸〜」

木曜日の深夜24:00より、チケットが発売開始

【第2部】番組連動DJナイトで音楽に浸る
J-WAVEのアートナイト特別番組と連動し、一夜限りのスペシャルDJナイトを開催。
入場料無料(別途ドリンク代がかかります)
出演:DJ TARO、藤田琢己、VJ Boo(MTV)、ほか

DJ TARO 藤田琢己 VJ Boo(MTV)

【J-WAVE ROPPONGI ART NIGHT SPECIAL】
アートナイトと完全連動したスペシャルプログラムをJ-WAVE 81.3でライブOA!参加アーティストの出演や、カーテンコールのイベント中継、六本木各所からレポートなど、盛り沢山で随時お届けします!

■日時:3月24日(土)20時台〜翌朝5:30
■場所:カーテンコール(TOHOシネマズ六本木ヒルズ3F)、プレミアスクリーン

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A/Dギャラリー 蜷川実花展覧会「桜」開催

2011年夏に写真集「桜」を出版した蜷川実花。彼女が2011年3月のある一週間で憑かれたように撮映した2500枚もの桜の写真の中から厳選した21点を紹介します。

■営業時間:24日(土)12:00~22:00
      25日(日)11:00〜21:00 ※入場料無料
■場所:六本木ヒルズ A/Dギャラリー(森タワー3F 六本木ヒルズ アート&デザインストア内)
■お問い合わせ:03-6406-6875(ROPPONGI HILLS A/D GALLERY)

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展望台:東京シティビュー オールナイト開館

3/24(土)のみ翌朝6:00まで開館時間延長&入館料割引!
通常25:00までの開館時間を、六本木アートナイト開催の3/24(土)は、翌朝6:00まで開館延長します。モノトーンの大都市東京に、徐々に色彩と生命感を与える日の出を海抜250mで観賞してみては。
■日時:3月24日(土)10:00~翌朝6:00まで開館時間延長(最終入館は5:30)
■入館料:一般1,500円、高校・大学生1,000円(スカイデッキはプラス300円)
※24:00から6:00までの入場は一般1,000円[3/24(土)のみ]
※スカイデッキは、3月24日(土)24:00まで営業(最終入場は23:30。ただし、荒天時は閉鎖)
※森美術館への入場も可能
■東京シティビューオフィシャルサイト http://www.roppongihills.com/tcv/jp/

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森アーツセンターギャラリー
「尾田栄一郎監修 ONE PIECE展 〜原画×映像×体感のワンピース」
夜間割引入館


©:尾田栄一郎/集英社

「週刊少年ジャンプ」での連載が15周年を迎える
大人気漫画『ONE PIECE』初の展覧会。
「ONE PIECE展」の3/24(土)20:00~21:00の枠のみ、
当日券が残っている場合、100円引きで入館できます!

■会場:森アーツセンターギャラリー(52F)
■会期:2012年3月20日(火・祝)~6月17日(日)会期中無休
■開館時間:10:00~22:00(最終入館 21:00)入館は1日6回
※日時指定前売券、当日券など詳細は
公式サイトへ:http://onepiece-ten.com

<内容説明>
「週刊少年ジャンプ」での連載が15周年を迎える大人気漫画『ONE PIECE』初の展覧会。作者の尾田栄一郎さんが監修し、生原画の展示やスペシャルムービーが満載。
本展覧会用特別描き下ろしもあり!50Fの公式ショップでは、限定グッズも販売される。

※画像は全てイメージです。今回の出展作品とは異なる場合がございます。

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