六本木アートナイト2014

今年はアーティスティックディレクター日比野克彦氏監修のもと『動け、カラダ!』をテーマに「アートの持つ身体性」に目を向け、アート作品の展示はもちろん参加型パレードや体験型アート、パフォーマンス、フードプログラムなどのコンテンツを街中に登場させます。

動け、カラダ!
目が動く、手が動く、足が動く、指が動く、頭が動く、腰が動く、胸が動く、喉が動く、腹が動く、 口が動く、鼻が動く、耳が動く、瞼が動く、肺が動く、心が動く、細胞が動く。

だから、アートが動く。
私たちのカラダの中で、
アートは動いている。
カラダが動くと、
アートが動きだす。
さあ、大地に宇宙に呼びかけよう!
動け、カラダ!

―日比野克彦―

日比野克彦

日比野克彦

六本木アートナイト2014
アーティスティックディレクター 日比野克彦

1958年岐阜県生まれ、東京藝術大学大学院修了。80年代に領域横断的、時代を映す作風で注目される。 様々な地域の人々と共同制作を行いながら、受取り手の感受する力に焦点を当てたアートプロジェクトを展開し、社会で芸術が機能する仕組みを創出する。 2013年 瀬戸内国際芸術祭2013「海底探査船美術館プロジェクト「一昨日丸」」出展。他、川崎市岡本太郎美術館・横須賀美術館にて企画展を開催。日 本サッカー協会理事。東京藝術大学先端芸術表現科教授。

西尾美也は、2014年2月から六本木のとあるビルにアトリエを構えて制作を続けた。集まった古着は2800枚余り。熱心なボランティアスタッフが集まり、西尾と共にひたすら作品制作の日々を重ねた。

西尾美也は、2014年2月から六本木のとあるビルにアトリエを構えて制作を続けた。集まった古着は2800枚余り。熱心なボランティアスタッフが集まり、西尾と共にひたすら作品制作の日々を重ねた。

特集1―《カラダひとつプロジェクト》

アーティストの西尾美也が古着を再利用した巨大なパッチワークのアート作品を制作するプロジェクト。六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、国立新美術館の3施設で展開。作品制作に使う古着は、事前に広く一般の方々から収集しました。人々は、生活や思い出が詰まった古着を提供することでこのプロジェクトに参加しています。また約3ヶ月を要した制作過程ではボランティアも含めた多くの方々が参加したほか、一般参加による公開ワークショップも・・・ →続きはこちら

今年2月以降、日本女子体育大学や六本木のビルの一室などでの度重なる練習やワークショップを経て、ダンスは次第にかたちになり、全体の計画が固まっていった。

今年2月以降、日本女子体育大学や六本木のビルの一室などでの度重なる練習やワークショップを経て、ダンスは次第にかたちになり、全体の計画が固まっていった。

特集2 ― 六本木パレード《ふわりたい ながれたい つなぎたい》

 ダンサー・振付家の伊藤キム監修による、地元( 六本木) の方や一般公募の参加者によるダンスパフォーマンスを取り入れたパレード。六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、国立新美術館やストリートを繋ぎます。総勢130 名にも及ぶ一般公募や中高生、大学生の参加者は、開催までにワークショップや練習を重ねて当日を迎え・・・ →続きはこちら