開催プログラム一覧

T12

街なか各所

西尾美也+東京藝術大学学生 《もうひとつの3拠点:⻄尾研究室/DATSUEBA六本⽊》

1枚目:西尾研究室「DATSUEBA奈良」におけるワークショップの様子、2022年 撮影:前川俊介
2枚目:「DATSUEBA radio」
3枚目:「窓辺の物語」
4枚目:「重ね木」

[日時]
5/27(土)~5/28(日)
[場所]
⽮⼝ビル1階
[参加料]
無料
装いとコミュニケーションをテーマに、2014年にメインプログラムを、2019年に街なかプログラムを⼿がけた⻄尾が、今回はさらに地域から学び、地域の⽅と共に⽣み出す「共有空間」を作品として提⽰します。
3拠点の三つ⽬は、六本⽊中学校の向かいに開く⻄尾研究室。中学⽣を交え、東京藝術⼤学の学⽣たちと、4⽉からここで議論・制作をしていきます。

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「DATSUEBA radio」
杉山アリス(東京藝術大学大学院生)

5/27(土) 10:00~5/28(日) 18:00

《もうひとつの3拠点》に携わった学生や関係者へのインタビューを通じて、プロジェクトの背景や制作過程、ちょっとした裏話などを紹介するラジオ番組です。音は空間を越え、時をも越えるものです。三河台公園、六本木中学校、そしてDATSUEBA六本木と、離れた3拠点を結ぶコンテンツとして機能します。

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「窓辺の物語」
島村凜(東京藝術大学学生)、岡田結実(東京藝術大学大学院生)、宮森みどり(東京藝術大学大学院生)、砂守かずら(東京藝術大学研究生)

5/27(土) 10:00~5/28(日) 18:00

三河台公園に共有空間を象徴する衣環境をつくるために、六本木に暮らしている方々から普段家の中で使っているカーテンをお借りしました。そのプロセス自体をリサーチと捉え、カーテンや窓辺にまつわる記憶や思い出も収集しました。

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「重ね木」
あらかわまほ(東京藝術大学大学院生)、白川深紅(東京藝術大学学生)、共同制作:六本木中学校美術部

5/27(土) 10:00~5/28(日) 18:00

「重ね木」は六本木で出会った人々が「六、本、木」という文字を書き重ねて作ったカーテンです。地層や建物、歴史、そして時間が重なり合ってできた六本木の街を表現しています。会期中、三河台公園の展示にカーテンを貸してくださった方々の各家庭で、このカーテンが使用/展示されます。

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アートマネージャー 櫻井莉菜

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「DATSUEBA radio」

アーティスト情報

西尾美也+東京藝術大学学生

1982年奈良県生まれ。美術家。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科准教授。装いの行為とコミュニケーションの関係性に着目したプロジェクトを国内外で展開。ファッションブランド「NISHINARI YOSHIO」を手がける。近年は「学び合いとしてのアート」をテーマに、さまざまなアートプロジェクトやキュレトリアルワークを通して、アートが社会に果たす役割について実践的に探究している。