開催プログラム一覧

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街なか各所

アーティスト・ナイト・アウト 街なかミーティング

[日時]
10/22(土) 17:30~19:00、20:00~21:30、22:30~24:00
※優先観覧席の事前応募は受付を終了させていただきました。
※当日16:00より、立見エリアの整理券を各回先着40名様に配布いたします。
[場所]
六本木バール・デルソーレ
[参加料]
無料 ※ただし、ご飲食の料金は別途かかります。
様々なアーティストが、お客様をお迎えして、カジュアルなトークセッションを繰り広げます。アーティストと近い距離で過ごすひと時をお楽しみください。

<トークテーマ、登壇者>
A、17:30~19:00
彼方・未来について話をしよう

■登壇者
  齋藤精一
  (ライゾマティクス代表取締役社長)
  青江覚峰
  (湯島山 緑泉寺 住職)
  関野吉晴
  (探検家/人類学者/外科医)

B、20:00~21:30
地球や宇宙について話をしよう

■登壇者
  芹沢高志
(P3 art and environment 統括ディレクター)
  蓮沼執太
  (音楽家)
  新井真由美
  (火星研究家/キュレーター)

C、22:30~24:00
身体の拡張について話をしよう

■登壇者
  ドミニク・チェン
  (起業家/情報学研究者)
  森山未來
  (ダンサー)
  小林幸一郎
  (フリークライマー/NPO法人モンキーマジック代表理事/視覚障害リハビリテーション協会理事)

アーティスト情報

芹沢高志

1951年東京生まれ。P3 art and environment 統括ディレクター。神戸大学数学科、横浜国立大学建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。その後、東京・四谷の禅寺、東長寺の新伽藍建設計画に参加したことから、89年に P3 art and environment を開設。99年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアート、環境関係のプロジェクトを展開している。とかち国際現代アート展『デメーテル』総合ディレクター(2002年)。アサヒ・アート・フェスティバル事務局長(2003年~)。横浜トリエンナーレ2005キュレーター。別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』総合ディレクター(2009年、2012年、2015年)。デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)センター長。さいたまトリエンナーレ2016ディレクター。著書に『この惑星を遊動する』(岩波書店)、『月面からの眺め』(毎日新聞社)、『別府』(別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』実行委員会)など、訳書にバックミンスター・フラー『宇宙船地球号操縦マニュアル』(ちくま学芸文庫)、エリッヒ・ヤンツ『自己組織化する宇宙』(共訳:工作舎)などがある。

新井真由美

群馬県出身。火星の気象の研究で修士号(環境科学)を取得後、火星における宇宙農業に関する研究で博士号(学術)を取得。高校理科教員を経て、現在は、日本科学未来館に勤務。サイエンスボランティアプログラムを立ち上げた後、宇宙、環境、南極、地球に関する常設展示や大型映像、イベント、シンポジウムやWEBコンテンツの企画開発や科学コミュニケーター養成、学校連携プログラム開発、研究者向け科学コミュニケーションOJTプログラム等のプロジェクトマネージャーに携わる。NPO法人日本火星協会理事。生態工学会理事。日本宇宙生物科学会若手研究者育成委員会委員。月の縦孔探査かるた研究会代表。生命の起源かるた制作チーム代表。

蓮沼執太

1983年、東京都生まれ。音楽家。音楽作品のリリース、蓮沼執太フィルを組織して国内外でのコンサート公演をはじめ、映画、演劇、ダンス、音楽プロデュースなどでの制作多数。近年では、作曲という手法を様々なメディアに応用し、映像、サウンド、立体、インスタレーションを発表し、個展形式での展覧会やプロジェクトを活発に行っている。また、自ら企画・構成をするコンサートシリーズ『ミュージック・トゥデイ』を主催。主な個展に『作曲的|compositions : rhythm』(スパイラル 2016)、『have a go at flying from music part3』(東京都現代美術館 ブルームバーグパヴィリオン 2012)など。
http://www.shutahasunuma.com/

ドミニク・チェン

1981年東京生まれ。フランス国籍。UCLA Design/MediaArts学部卒業。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了、同大学院博士課程修了。博士(学際情報学) 。起業家/情報学研究者。2001年より,様々な媒体でメディア論を中心とした論考を執筆。NPO法人コモンスフィア(旧クリエイティブ・コモンズ・ジャパン)理事として、新しい著作権の仕組みの普及に努めてきた他、2008年に創業した株式会社ディヴィデュアルでは「いきるためのメディア」をモットーに様々なソフトウェアやアプリの開発を行っている。 著書に「インターネットを生命化する プロクロニズムの思想と実践」(青土社)、「電脳のレリギオ」(NTT出版)「フリーカルチャーをつくるためのガイドブック クリエイティブ・コモンズによる創造の循環」(フィルムアート社)など。監訳書に「シンギュラリティ:人工知能から超知能へ」、「みんなのビッグデータ:リアリティマイニングから見える世界」(共にNTT出版)。

森山未來

1984年8月20日生まれ、兵庫県出身。ダンサー。数々の舞台・映画・ドラマに出演する一方、近年ではダンス作品にも積極的に参加。文化庁文化交流使として13年秋より1年間イスラエルに滞在、インバル・ピント&アヴシャロム・ポラック ダンスカンパニーを拠点に活動。近作は、岡田利規×森山未來「In a Silent Way」、名和晃平×ダミアン・ジャレ「Vessel」、李相日監督作品、映画『怒り』など。待機作として、11月には舞台「Metropolis」(演出・美術 串田和美)、2017年2月に岩井秀人×森山未來×前野健太「なむはむだはむ」などがある。第10回 日本ダンスフォーラム賞 2015受賞。
http://www.miraimoriyama.com/

小林幸一郎

1968年東京都生まれ。フリークライマー/NPO法人モンキーマジック代表理事/視覚障害リハビリテーション協会理事。視覚障害者を主な対象としたフリークライミングの普及活動を行う。スクールやイベントを通じて様々な交流を生み出し、障害者理解やその自立支援の実現を目指し、同時によりよい社会、開かれた社会の実現を提唱している。

2005年 NPO法人モンキーマジックを設立(同年、アフリカ大陸最高峰キリマンジャロ登頂)。2006年 「パラクライミング選手権」視覚障害者男子部門 優勝。2011年 イタリア開催「ワールドチャンピオンシップ」視覚障害者B2の部 優勝。2014年 スペイン開催「ワールドチャンピオンシップ」視覚障害者B1の部 優勝。2016年 フランス開催「ワールドチャンピオンシップ」視覚障害者B1の部 優勝。

著書に、『見えないチカラ ~視覚障害クライマーが見つけた明日への希望~』(アスペクト出版 2011年)。『見えない壁だって、越えられる』(飛鳥新社 2015年)。

関野吉晴

1949年東京都生まれ。 探検家・人類学者・外科医。一橋大学在学中に同大探検部を創設し、1971年アマゾン全域踏査隊長としてアマゾン川全域を下る。その後25年間に32回、通算10年間以上にわたって、アマゾン川源流や中央アンデス、パタゴニア、アタカマ高地、ギアナ高地など、南米への旅を重ねる。その間、現地での医療の必要性を感じて、横浜市大医学部に入学。医師(外科)となって、武蔵野赤十字病院、多摩川総合病院などに勤務。その間も南米通いを続けた。1993年からは、アフリカに誕生した人類がユーラシア大陸を通ってアメリカ大陸にまで拡散していった約5万3千キロの行程を、自らの脚力と腕力だけをたよりに遡行する旅「グレートジャーニー」を始める。南米最南端ナバリーノ島をカヤックで出発して以来、足かけ10年の歳月をかけて、2002年2月10日タンザニア・ラエトリにゴールした。2004年7月からは「新グレートジャーニー 日本列島にやって来た人々」をスタート。シベリアを経由して稚内までの「北方ルート」、ヒマラヤからインドシナを経由して朝鮮半島から対馬までの「南方ルート」を終え、インドネシア・スラウェシ島から石垣島まで手作りの丸木舟による4700キロの航海「海のルート」は2011年6月13日にゴールした。

青江覚峰

1977年東京生まれ。浄土真宗東本願寺派緑泉寺住職。カリフォルニア州立大学にてMBA取得。料理僧として料理、食育に取り組む。日本初・お寺発のブラインドレストラン「暗闇ごはん」代表。超宗派の僧侶達が集うウェブサイト「彼岸寺」創設メンバー、世界最大級の寺社フェス「向源」副代表。テレビ朝日「おかずのクッキング」読売新聞「おいしい」など連載中。
著書に『お寺ごはん』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。 NHKEテレ『趣味Do楽 お寺のごはんー心と体が潤うレシピ』、『久米書店』などメディア出演も多数。

齋藤精一

1975年神奈川生まれ。Creative Director / Technical Director : Rhizomatiks。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からNYで活動を開始。その後ArnellGroupにてクリエティブとして活動し、2003年の越後妻有トリエンナーレでアーティストに選出されたのをきっかけに帰国。その後フリーランスのクリエイティブとして活躍後、2006年にライゾマティクスを設立。建築で培ったロジカルな思考を基に、アート・コマーシャルの領域で立体・インタラクティブの作品を多数作り続けている。2009年-2014年国内外の広告賞にて多数受賞。現在、株式会社ライゾマティクス代表取締役、京都精華大学デザイン学科非常勤講師。2013年D&AD Digital Design部門審査員、2014年カンヌ国際広告賞Branded Content and Entertainment部門審査員。2015年ミラノエキスポ日本館シアターコンテンツディレクター、六本木アートナイト2015にてメディアアートディレクター。グッドデザイン賞2015-2016審査員。