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「リライトプロジェクト」キックオフ! ! 街なかインスタレーション

宮島達男「Counter Void」2003年 / テレビ朝日所蔵作品

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[日時]
4/25 10:00 ~ 4/26 18:00
[場所]
六本木ヒルズ けやき坂カウンター・ヴォイド
[参加料]
無料
《Relight Project(リライトプロジェクト)》は、六本木けやき坂のパブリックアート《Counter Void(カウンター・ヴォイド)》の再点灯を目指すプロジェクト。東日本大震災をきっかけに、作者であるアーティスト・宮島達男の手によって消されたこの作品を、3.11の記憶の風化をとどめ、社会に問いかけ続けるための装置として生まれ変わらせる計画です。現在、宮島をはじめ、アートディレクター・長嶋りかこほか、プロジェクトへの賛同の輪が広がりつつあります。六本木アートナイトの期間中には、《Counter Void》の壁面にメッセージが綴られます。http://www.relight-project.org/

アーツカウンシル東京事業、東京アートポイント計画「リライトプロジェクト」の一環として実施します。

アーティスト情報

リライトプロジェクト

Relight再点灯すること。Rewrite書き換えること。《Relight Project》は、東京・六本木にあるパブリックアート《カウンター・ヴォイド》再点灯の議論をきっかけに生まれました。《カウンター・ヴォイド》の光が、作者であるアーティスト・宮島達男の手によって消されたのは、東日本大震災直後の2011年3月13日のこと。しかし、被災者への鎮魂の意を示し続けて2年あまりがたったころ、作者本人も含めた皆の心の中から、当時のやり切れない感情が薄れていくのを感じました。被災者や被災地にリアルに関わり続ける人は減り、「過ぎたこと」として社会が進み始めている……。私たちは、2013年から、《光の蘇生プロジェクト》と題し、さまざまなジャンルの専門家との勉強会を重ねてきました。そして3.11後のアート・人間・社会のあり方について考え続けるなかで、このプロジェクトは、2つの「リライト」へと形を変えていったのです。ひとつは《Relight Project(リライトプロジェクト)》。3.11の記憶を風化させず、社会に問いかけ続けるための装置として《カウンター・ヴォイド》を位置づけ、ポスト3.11後の社会、そして自ら考え行動していける「社会彫刻家」のシンボルとして生まれ変わらせる計画。もうひとつは《Rewrite School(リライトスクール)》。アート・人間・社会、3つのテーマを軸にしたレクチャーや対話、ワークショップなどを通じて、一人ひとりが主体的に学ぶことのできる場所。ポスト3.11の社会について自ら考え、さまざまなアクションを起こしていける「社会彫刻家」の育成を目指します。