「六本木アートナイト2018」では 先行して六本木の各所で設置・開催するアートナイトのプログラム を「プレプログラム」として展開します。設置期間を広く設定することで、 多くの皆さまに六本木アートナイトをお楽しみいただける機会をつくります。

4/25(水) START

まちと美術館のプログラムマグダ・セイエグ
「六本木ヒルズ15周年記念インスタレーション」

Louise Bourgeois’s 1999 bronze sculpture Maman wrapped in fabric by Magda Sayeg in a temporary installation at Roppongi Hills, Tokyo, April-May 2018. ©The Easton Foundation/Licensed by JASPAR, Tokyo and VAGA, New York

六本木ヒルズのシンボルとして、また待ち合わせ場所として定着している66プラザのルイーズ・ブルジョワによる巨大彫刻《ママン》。広場の環境が、新進気鋭のテキスタイルアーティスト、マグダ・セイエグの手により、まったく新しい風景に生まれ変わります。セイエグは、日常的な都市空間を、毛糸の編み物で覆い、街の見え方を一変させるアートプロジェクトを続けており、今回がアジア初出展となります。

・日にち:4/25(水)〜5/27(日)
・場 所:六本木ヒルズ 66プラザ
・参加料:無料


5/19(土) START

「オープンコール・プロジェクト」採択プログラム生田目 礼一「未来庭園」

ガラスを素材としたインスタレーション作品を展開。六本木ヒルズ毛利庭園で様々な環境破壊にも屈せず順応し生き続ける奇妙で不思議な未来生物の姿をファンタジックに表現します。このイメージは時代とともに変化し続ける六本木の街とも重なり、未来の環境問題に警鐘を鳴らします。

・日にち:5/19(土)〜5/27(日)
・場 所:六本木ヒルズ 毛利庭園
・参加料:無料


「オープンコール・プロジェクト」採択プログラム片岡 純也「すり抜ける紙飛行機」

身の回りの物や日常の生活から得た、何気ない発見から詩的な装置を制作しています。紙飛行機を正面から見るとT字形となることにふと気がついたことから作品の着想を得ました。紙飛行機が壁に開けられたT字のスリットをすり抜けていきます。障壁を乗り越えるでもぶち当たるでもなく、すり抜ける紙飛行機は見る人の気分を軽やかにすることでしょう。

・日にち:5/19(土)〜5/27(日)
・場 所:六本木ヒルズ ウェストウォーク2F
・参加料:無料


ニコラ・ビュフ「提灯ロケット」

撮影:ニコラ・ビュフ、展示風景: K11香港

「提灯ロケット」は、お神輿、灯籠、鳥居といった日本の伝統的な建築要素、エンジン、エネルギー電池、金属フレームといった宇宙開発の技術、アラベスクの翼といったバロック様式の装飾を、自由にミックスしたものです。本作は工芸的な技術と最新テクノロジー、ローテクとハイテクに関する問題を提示しながら、私たちを想像上の時空を超えた旅へと誘います。宇宙 (コスモス)との縁を思い出させてくれるロケットに、点火!星へ出発!

・日にち:5/19(土)〜5/27(日)
・場 所:六本木ヒルズウェストウォーク2F
・参加料:無料


大村 雪乃「Tokyo city view」

一見すると夜景にしか見えないけど近くで見るとシールにしか見えないという大村の手法は、私たちが無意識に持っていた固定概念を揺さぶります。どんな素材でもアイディア一つで豪華な表現ができるという発想の転換を楽しんでいただくとともに、大量生産された文具品に置き換えることで日々消費し続ける電力に対する環境破壊への警鐘を鳴らしています。

・日にち:5/19(土)〜5/27(日)
・場 所:東京ミッドタウン プラザ1階
・参加料:無料


5/22(火) START

ROPPONGI ART NIGHT CAFÉ Supported by Seibu & Sogo「inVisible Playcity 都市は見えない遊び場展」

今年のアートナイトカフェでは「都市は見えない遊び場」をテーマに、愛らしくもバカバカしい日本初発表の作品展示や、アーティストと街を回遊するワークショップ、食べて参加するアートプログラムなどを開催。このプログラムを体験したら、きっとあなたも六本木の遊び方を考えたくなるはず!?

・日にち:5/22(火)〜5/27(日)
 ※「六本木アートナイト2018」開催に伴い営業延長(5/26は明朝5:00まで、5/27は23:00まで)
・場 所:六本木ヒルズ ヒルズ カフェ/スペース
・参加料:無料 ※会場内での飲食は有料になります。

キャサリン・ディグナツィオ

「JUST DO IT」など企業のキャッチコピーを実際に実演する作品《企業からの指令》や、公共スペースで無料で遊ぶ方法をまとめた映像作品《ハーバードスクエアを無料で遊ぶ57の方法》、そして今回のプロジェクトに合わせて制作するスペシャルなフォトスポットを発表します。

苦瓜推進協議会

「苦み」をキーワードに感情と味覚を探求したアートプロジェクトである苦瓜推進協議会のオリジナルマスコットの展示と、期間限定で販売される苦瓜のスペシャルメニューを食べて参加する「食べる苦瓜プロジェクト」を実施します。

井上 尚子

井上がミュンヘン市内の古書店など集めた「甘い香りの本」を展示する《The Library of Smell(匂いの図書館)》の発表、参加者と共にツアー形式で街を巡るワークショップ「くんくんウォーク in 六本木」を発表します。


5/23(水) START

鬼頭 健吾「hanging colors」「broken flowers」

カラフルな布の滝「hanging colors」は、黒川紀章による設計のガラスのファサードの形を浮き彫りにし、日中は外光が布を通して内部に色付きの夢を投影します。屋内に留まった夢は、夜には光として街に溢れ出していきます。また、「broken flowers」は 国立新美術館の正面玄関前、直径約10mのスペースに5,000個ほどの手鏡が敷き詰め、花の映像を投影。美しい花は同時に空虚な夢や幻となります。

・日にち:hanging colors 5/23(水)~27(日)
     broken flowers 5/26(土)~27(日)
・場 所:国立新美術館
・参加料:無料


アール・ブリュット&障がいがある人の作品展
「共生のエレメントー Dreaming ART Night」

人間とは何?Artとは何?国籍も性別も、持って生まれたそれぞれの違いも、全て飛び越えられるのがArtの力でしょうか?他者と違うことを知って寄り添う優しさが、共生の出発点だと考えます。共に生き暮らすこの地球が、日本がずっと平和であるように、一夜の夢で終わらぬように、Artを通じて共生の豊かさを発信します。あなたはどう思いますか?Artとは何でしょう?共に生きるためには何が必要だと思いますか?

・日にち:5/23(水)〜5/27(日)
・場 所:国立新美術館 1階ロビー
・参加料:無料


5/24(木) START

JR「インサイドアウト・プロジェクト IN JAPAN presented by Reborn-Art Festival」

パリを拠点に活動するアーティスト・JRが世界中に呼びかけたアートプロジェクト『INSIDE OUT』は、2011年のスタートから、これまでに129カ国、260,000人以上の人々が参加しているプロジェクト。大都市から紛争地帯と様々な場所で、そこに住む人々のポートレートを巨大なポスターとして街に貼り出し、一人一人の語られない物語を街に映しだしています。 今回、宮城県石巻市で開催されるリボーンアート・フェスティバルとのコラボレーションにより、東北の被災地を巡った撮影室とプリンター付きのトラックがアートナイトに登場。みなさんのポートレートで六本木の街をペイスティングしていきます。
※六本木未来会議アイデア実現プロジェクト#16

・日 時:5/24(木) 17:00-21:00、5/25(金) 12:00-18:00、5/26(土) 10:00〜5/27(日) 5:00、5/27(日) 10:00〜18:00
・場 所:東京ミッドタウン プラザ1階、B1階
・参加料:無料



5/25(金) START

スー・チャーシン(蘇佳星)「Lost in Memories」

カラフルなパターンに、以前、自身が六本木を訪れたときの記憶やイメージを織り込んだ作品で、交差点の橋脚を彩ります。パターンの中に埋もれながらも、浮かび上がる、サラリーマン、高層ビル、マスクをした人など、はっきりと思い出すことのできない断片的なイメージで構成される作品は、都市の喧騒の中を行き交う人々の様子をシニカルに捉えています。

・日にち:5/25(金)〜5/27(日)
・場 所:六本木交差点 橋脚
・参加料:無料


開催中の展覧会

建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの

いま、世界が注目する日本建築。その独創的な発想と表現を可能にした遺伝子があるとしたら何か。本展は、縄文の住居から最新の現代建築まで100プロジェクト、400点を超える多彩な展示を通して、未来へ伝えたい、日本建築の多様性と可能性に迫ります。

・開催期間:4/25(水) 〜9/17(月・祝)
・開館時間:10:00〜22:00(最終入館 21:30)
 ※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
 ※「六本木アートナイト2018」開催に伴い、 5/26(土)は翌6:00まで
・休館日:会期中無休
・場 所:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
・入館料:一般 1,800円、高校生・大学生 1,200円、4歳〜中学生 600円、シニア(65歳以上)1,500円


MAMコレクション007見えない都市
MAMスクリーン008近藤聡乃
MAMプロジェクト025アピチャッポン・ウィーラセタクン+久門剛史

ジャガンナート・パンダ 《叙事詩 III》2010年

● MAMコレクション007: 見えない都市
イ・ブル、ジャガンナート・パンダ、黒川紀章の作品を通して建築や都市を考察

● MAMスクリーン008: 近藤聡乃
代表作であるアニメーション3作と短編漫画を紹介

● MAMプロジェクト025: アピチャッポン・ウィーラセタクン+久門剛史
コラボレーションで制作された新作映像インスタレーション《シンクロニシティ》を発表

・開催期間:4/25(水)〜9/17(月・祝) ※会期中無休
・開館時間:10:00〜22:00(最終入館 21:30)
 ※火曜日のみ17:00まで(最終入館 16:30)
 ※「六本木アートナイト 2018」開催に伴い、5/26(土)は10:00〜翌6:00まで
・場 所:森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
・入館料:一般 1,800円、高校生・大学生 1,200円、4歳〜中学生 600円、 シニア(65歳以上)1,500円
 ※「建築の日本展」チケットで鑑賞可


美島 菊名「HOPE」

六本木ヒルズアート&デザインストアに併設のA/Dギャラリー。美島菊名はイメージが浮かぶと、ラフスケッチを描いて場所を決め、モデルの立ち位置から道具作りまで細部にこだわった演出で、彼女の世界を1枚の写真という方法で表現します。

・開催期間:5/11(金)〜5/27(日)
・開館時間:12:00〜20:00
 ※「六本木アートナイト 2018」開催に伴い、5/26(土)は21:00まで開館延長。
・休館日:会期中無休
・場 所:ROPPONGI HILLS A/D GALLERY(六本木ヒルズ森タワー ウェストウォーク 3階)
・入館料:無料


遠藤 有奈、大野 光一、金子 未弥、七搦 綾乃、松本 千里、山根 英治《Street Museum》

明日を担うアーティストやデザイナーの発掘と応援をするデザインとアートのコンペティション「Tokyo Midtown Award」。2017年度アートコンペ受賞作家6名が本展覧会のために制作した、インスタレーションや彫刻などの最新作がプラザB1に登場します。今注目の若手作家の才能と個性あふれる作品をぜひお楽しみください。

・開催期間:3/16(金)〜5/27(日)
・開館時間:6:30〜24:30
・場 所:東京ミッドタウン プラザB1階 メトロアベニュー
・参加料:無料


ガレも愛した–清朝皇帝のガラス

青地赤茶被魚蓮文瓶 乾隆年製銘 清時代・乾隆年間 (1736-95) 中国 ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館
©Victoria and Albert Museum, London

中国でガラス工芸が飛躍的に発展したのは、清王朝の時代です。ガラスといえば「透明性」と「はかなさ」が最大の魅力ですが、清朝のガラスは趣が異なり、「透明」と「不透明」の狭間で、重厚で卓越した彫琢が際立っています。その類まれなる美しさは、フランス・アール・ヌーヴォー期を代表する芸術家エミール・ガレをも魅了しました。本展では、清朝皇帝のガラスの美をガレの作品とも比較しながら有数のコレクションでご紹介します。英国ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館から来日する作品群とともにお楽しみください。

・開催期間:4/25(水)〜7/1(日)
・開館時間:10:00〜18:00
 ※金・土および4/29(日・祝)、5/2(水)、5/3(木・祝)は20:00まで開館
 ※「六本木アートナイト 2018」開催に伴い、5/26(土)は24:00まで開館延長
 ※いずれも入館は閉館の30分前まで
・場 所:サントリー美術館
・入館料:一般 ¥1,300、大学・高校生 ¥1,000 ※中学生以下無料
 ※5/26(土)「六本木アートナイト 2018」割引で一律500円


「ガレも愛した–清朝皇帝のガラス」関連プログラム

フレンドリートーク

エデュケーション・プログラムのスタッフによる、こどもから大人まで楽しめる初心者向けスライドレクチャー。
・開催日:毎週土曜日(4/28、5/5、5/12、5/19、6/2、6/9、6/16、6/23、6/30)5/26をのぞく。5/27に振替開催
・開催時間:11:00~、13:00~、15:00~(各回 約20分)
・定 員:各回30名(5/27のみ、各回80名)
・場 所:サントリー美術館 1階レクチャールーム(5/27のみ、サントリー美術館 6階ホール)
 ※開場30分前。席に限りがございます。お早めにご来場ください。混雑時はお立ち見になる可能性がございます。
 ※別途要入館料(一般 1,300円 大学・高校生 1,000円)

見どころトーク

学芸員が展覧会の見どころを紹介するスライドレクチャー。
・開催日:5/13(日)、6/17(日)
・開催時間:11:00~、14:00~(各回 約30分)
・定 員:各回80名
・場 所:サントリー美術館 6階ホール
 ※開場30分前。席に限りがございます。お早めにご来場ください。混雑時はお立ち見になる可能性がございます。
 ※別途要入館料(一般 1,300円 大学・高校生 1,000円)

体験型ミニレクチャー「はじめてひらく 美のとびら」シリーズ 清朝皇帝のガラスの巻

日本美術の1ジャンルを題材に、簡単な体験を交えながら楽しく学ぶ初心者向けレクチャー。こどもから大人まで・初心者大歓迎!
・開催日:4/30(月・休)、5/3(木・祝)、5/17(木)、6/8(金)、6/24(日)
・開催時間:11:00~、13:00~、15:00~(各回 約30分)
・定 員:各回40名
・場 所:サントリー美術館 6階ホール
 ※当日先着順で整理券配布。3階受付にてお申し込みください。
 ※別途要入館料(一般 1,300円 大学・高校生 1,000円)

記念講演会「乾隆皇帝とガラス」

・講 師:土屋良雄氏(日本ガラス工芸学会 理事)
・開催日時:5月20日(日)14:00~15:30
・場 所:サントリー美術館 6階ホール
・応募締切:2018年4月29日(日・祝)
 ※応募多数の場合は抽選となります。
 ※結果は当選者のみに、プログラム開催日の2週間前までに、当選通知を郵送いたします。
 ※別途要入館料(一般 1,300円 大学・高校生 1,000円)
・申し込みURL → https://webapl.suntory.co.jp/sma/course/c__00539/?LISTFLG=1


21_21 DESIGN SIGHT企画展「写真都市展−ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち−」

20世紀を代表する写真家ウィリアム・クラインの都市ヴィジョンをマルチ・プロジェクションで表現するほか、斬新な眼差しで21世紀の都市と人間を見つめ、従来の写真のフレームを大きく飛び越えようとする日本やアジアの写真家たちを紹介します。22世紀をも見据えた未来の写真都市の鼓動を描きだす、ヴィジュアル・コミュニケーションの新しい冒険をご覧ください。

・開催期間:2/23(金)〜6/10(日)
・開催時間:10:00〜19:00(最終入場は18:30)
 ※「六本木アートナイト 2018」開催に伴い、5/26(土)は23:30まで開館延長(最終入場は23:00)
・休館日:火曜日 ※ただし、5/1(火)は開館
・場 所:21_21 DESIGN SIGHT
・入館料:一般 1,100円、大学生 800円、高校生 500円、中学生以下無料


こいのぼりなう!
須藤 玲子×アドリアン・ガルデール×齋藤 精一によるインスタレーション

須藤玲子+アドリアン・ガルデール 《こいのぼり》 2014年 フランス国立ギメ東洋美術館展示風景

テキスタイルデザイナー、須藤玲子による色とりどりのこいのぼり約300匹が泳ぎます。フランスの空間デザイナー、アドリアン・ガルデールと、ライゾマティクスの齋藤精一とのコラボレーションで実現した大規模なインスタレーション。

・開催期間:4/11(水)〜5/28(月)
・開催時間:10:00〜18:00(最終入場は17:30)
 ※毎週金・土曜日、4/28(土)〜5/6(日)は20:00まで開館延長
 ※「六本木アートナイト 2018」開催に伴い、5/26(土)は22:00まで開館
・休館日:毎週火曜日 ※ただし、5/1(火)は開館
・場 所:国立新美術館 企画展示室2E
・観覧料:無料

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