開催概要

主要アーティスト金氏徹平・鬼頭健吾・宇治野宗輝Teppei Kaneuji, Kengo Kito, UJINO



金氏 徹平 Teppei Kaneuji
(六本木ヒルズ)

撮影:川島小鳥

1978年京都府生まれ、同在住。2003年、京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修士修了、京都市立芸術大学彫刻専攻専任講師。「金氏徹平展:溶け出す都市、空白の森」(横浜美術館、2009)、「Towering Something」(ユーレンス現代美術センター、2013)、「金氏徹平のメルカトル・メンブレン」(丸亀猪熊弦一郎美術館、2016)など個展を開催。コラージュという手法を拡張しながら、絵、彫刻、写真、映像、インスタレーション、パフォーマンス、演劇など、多様なメディアで表現している。

左:《Holes&Buildings (Marugame) 》2016 展示風景:丸亀猪熊源一郎美術館、2016 撮影:守屋友樹
中:《Tower (THEATER) 》2017 展示風景:「KYOTO EXPERIMENT 2017」ロームシアター京都、2017
右:《White Discharge (建物のように積み上げたもの/北京) 》2013 展示風景:ユーレンス現代美術センター、2013 撮影:パトリック・ツァイ

鬼頭 健吾 Kengo Kito
(国立新美術館)

撮影:大木太

1977年愛知県生まれ、群馬県高崎市在住。2003年、京都市立芸術大学大学院美術研究科油画専攻修了、京都造形芸術大学准教授。1999年、アーティストによる自主運営スペース「アートスペースdot」の設立、運営に参加するなど名古屋芸術大学在学中から作家活動を開始。「Migration 回遊」(群馬県立近代美術館、2015)、「鬼頭健吾Multiple Star」(ハラ ミュージアム アーク、2017)など個展を開催。フラフープ、糸、鏡など、日常的な既製品を用いて、インスタレーション、平面、立体、映像など多様なメディアで表現している。

左:《Intersteller》2016 撮影:大河原光
中:《eraser cave》2017 展示風景:「YCC Temporary鬼頭健吾」YCC ヨコハマ創造都市センター、2017 撮影:木暮伸也
右:《untitled (hula-hoop)》2017 展示風景:「Multiple Star I」ハラ ミュージアム アーク、2017 撮影:木暮伸也

宇治野 宗輝 UJINO
(東京ミッドタウン)

撮影:NIDIN SANCHES

1964年東京都生まれ、同在住。1988年、東京藝術大学美術学部工芸科染織専攻卒業。「UJINO AND THE ROTATORS」(ヘイワード・ギャラリー・プロジェクト・スペース、2009)、「ライヴズ・イン・ジャパン」(山本現代、2018)など個展を開催、ヨコハマトリエンナーレ2017に参加。20世紀後半の大量消費社会における「物質世界のリサーチ」を基盤に、楽器、家具、家電製品、自動車、中古レコードなど、日常的なモノと技術を再構成し、近代文化を再定義するサウンド/スカルプチャー/パフォーマンスの複合プロジェクト「The Rotators」に取り組んでいる。

左:《VERTICAL PLYWOOD CITY》2011 展示風景:「MAMコレクション005:リサイクル&ビルド」森美術館、2017 撮影:木奥恵三
中:《THE BALLAD OF EXTENDED BACKYARD,THE HOUSE》2015 展示風景:MASK(Mega Art Storage Kitakagaya) 2013 撮影:仲川あい
右:《DRAGON HEAD》2013 展示風景:「ポップ/ライフ」箱根の森美術館、2013 撮影:M.KUROKAWA ©UJINO Courtesy of YAMAMOTO GENDAI